不安な気持ちを整理できない

2011-02-28

不安な気持ちを整理できないまま試験が始まってしまいました。最初の試験は国語でしたが、問題文を読んでも頭に入ってこなくて過去最悪の出来。次の数学の試験も思うように解けませんでした。その日の夜は、父と二人で夕食を食べました。出来についてはあまり詳しく話しませんでした。祖父母が緊張しないように背負って受験しなさいと送ってくれたヤツデの葉が、試験が終わるころには乾燥して動くたびにしゃりしゃりいってたとか、隣に座っていた子が親切で、受験会場ってみんな周りが敵みたいにぎらぎらしている雰囲気なのかと思っていたけど、そうじゃなくてホッとした、ということなど他愛もないことを話していました。するといきなり父が、「おまえが生まれたとき、この子は東大に入るとピンときて、それを意識した名前をつけたんや」と話しだしました。すでに不合格を確信していたわたしは、「ごめん。それ、はずれるから」と心の中で謝りながらも、父が嬉しそうに話しているのを見て、口に出すことはできませんでした。