聞く耳をもっている人・いない人

2011-11-10

よく、話し上手と聞き上手と、どちらが大事かという言い方がされます。答えは簡単で、アナウンサーや声優など特殊な職業を別にすれば、聞き上手のほうが圧倒的に大事です。話し下手でもリーダーは務まりますが、聞き下手では務まりません。そもそも聞き上手は、話し上手になるための前提条件でもあります。ただ聞き流すのではなく、心を込めて傾聴することを「聴く」と表します。文字を分解すれば「耳を十四も集め、それに心を添えること」だと、かつて私も新人研修で習ったことがあります。こじつけじゃないかと苦笑いしたものですが、しかし「聴く」ことの重要さはどれほど強調してもしすぎということはありません。転職サイトについての情報はリクナビNEXT公式サイトがとても役立つと思います。聞き上手とは、単にあいづちの打ち方がうまいだとか、聞くときの表情が豊かだとかいう技術的なことではないのです。相手の話から一つでも参考になるものを得ようとする向学心、あえていえば「貪欲な態度」が根底にあります。だからしっかり傾聴するわけで、あいづちや豊かな表情は副次的なものにすぎません。できる人は、ほぼ例外なく聞き上手といえます。ひとくちにできる人といっても、強烈なカリスマ型やホトケ顔のおっとり型など、さまざまな人がいますが、聴くことに関してはみな黒帯レベルです。名を遂げた経営者などでも例外ではなく、若い人よりはるかに「大きな耳」をもっているものです。こちらが一を言うと、そこから十を知ろうとする貪欲さが感じられます。「それはおもしろい話ですね」「その情報はどこで得られるのですか」といった調子で、身を乗りだして傾聴し、質問を繰りだしてきます。そうした前向きなバイタリティーがあるからこそ、組織でしっかりと頭角を現し、それなりの地位を築くこともできたのでしょう。逆に聞き下手な人は、一を聞いて多くを知ろうとする意欲など、まず感じられません。参考になりそうな話を聞いても、「それはおかしい」「たまにはそんなこともあるさ」といった調子で、素直に学ぼうとする姿勢が欠けているのです。聞き方の技術とは、要するに学びの姿勢に集約されるのだということを知っておいてください。