小学校受験失敗のトラウマ

2011-03-22

落ちたこともよくわかっていないヘラヘラ娘を前にして、親の私はよけいにひどく落ち込んだ。「小学校受験なんて」となめてかかった自分を責め、子どもに申し訳ないことをしたと悔やみ、それは実に十二年たったいまでも尾を引いている。娘が公立小学校に入学してから次女が生まれ(やっとハンディの一つがなくなったわけだ)、家が手狭になって引っ越しを考えなくてはならなかったとき、引っ越し先の条件の一つに「近所に私立小学校がないこと」をあげた。もう二度とお受験に巻き込まれたくない。親が試されるような試験はごめんだ。小学校受験のたいへんさは、中学受験どころではない。小学校受験は親の受験だ。もう一度、私自身があのまな板の上にのせられてはかなわない。娘の受験が終わってからすでに十年以上が経つというのに、いまだに私は子どもの小学校受験失敗のトラウマを抱えている。

[参考]
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