わたしの『唇の皮が異常に剥けることが悩み』という記事を読んだ人に直接お目にかかる機会があると、「わたしもなんです」と、切実に克服方法を求めている人が予想外に多く、正直びっくりしています。サベックスのリップが合って治ることもあれば、長年愛用していた歯磨き粉を変えたことで回復したという人もいる。わたしもいくつか試して、いっときよくなるものの、□紅を塗ると一時間もしないうちに唇の皮が白っぽく浮き上かってくる。見た目も汚いわ気分は不快だわで、結局リップクリームで落ち着かせるしかない日々。その悩みを皮膚科医に話すと、「わたしが発案したリップがお薦めです。海や山にいく人のための、強い日差しから唇を守るために作ったんです」というので、その帰りに渋谷の薬局に立ち寄って、一つ千円近いリップをすがる思いで購入。その場で開封して塗ってみること二分。無性に唇が乾いてしかたない。そういうものかもしれないと思ってまた塗る、また二分後乾いて乾いてしかたない。何なんだ?これは???使えば使うほど唇がパリパリに乾いてしまう最悪な現象が起きてしまい、まったく千円返してよって感じ。家に帰って鏡を見ると、唇にそのリップがのると、従来のリップは唇に馴染むのに、それは硬くて白いリップそのままが膜のように広がる。重ね塗りすればリップが何層にも重なるのです。これは保護にも何の役にも立だない。またダメか、と唇の悩みを抱えている毎日。話は飛びますが、わたしは月に一回のペースで美容院にいきます。場合によっては二週間に一回ということも。美容院にいくと決まってわたしがすることというのが、女性誌の読みまくり大会。無言になって雑誌を読みふけっているので、アシスタントの美容師さんたちも、ひっきりなしに雑誌をこまめに取り替えてくれる。なんともおりがたい。こうやって雑誌の速読&熟読をしている時、『鼻をかんで皮が剥けた時に役立つアイテム』という記事に注目。おもしろいテーマだなあと感心していると、アンケート調査の結果、第二位が『ヴァセリン』となっている。わたしは花粉症ではありませんが、よく鼻をかんでは皮が剥けて、ファンデーションで隠そうとするとその何倍も皮が剥けたようなまったく汚らしい鼻になってしまい悩んでいたところ。これはありかたい情報だわと、早速実行。ほう、これはすごい!一瞬にして剥がれた皮が滑らかになるし、テカらない。そしてそのままわたしは何も考えずに唇に塗ってみた。まあ、もっと早くそうすればよかったわよ。唇が滑らかで潤っている。しかも乾いたり不快感がない!わたしは携帯できるように、プラスチックのケースを買って詰め替えて、常に持ち歩くようにしていました。指で塗るたびに、「ヴァセリンのリップクリームが発売されないかしらねえ……」(ヨネムラ、ココロノサケビ)。そう切望していると、まばろしかと思い自分の目を何度も疑っだのが、ヴァセリンのチューブタイプのリップが目の前にある!ソニープラザで売っているではないですか。でもね、これがヴァセリンを買ったらおまけでついてくるっていう、サランラップにピッチリ包まれてセットになっちゃってるの。値札の横には『特別限定品』と書かれていて気持ちはグラグラ。たかが五百円、されど五百円。その大きいヴァセリンはいらない、なぜならそれは持っているし当分使い終わりそうにない。ウーーーー、そのチューブタイプがほ・し・いI−・しばらく買おうかどうしようか迷っていましたが、結局その日は買うのを止めました。今あるものを使おう。それから何ヶ月たったかしら。ふらっとマツモトキヨシに立ち寄ったら、売ってました!『ヴァセリンペトロリュームジェリーリップ(レギュラー)/大山インターナショナルプロダクツ』。しかもチェリーテイストもあるある。もう迷いません。ニタイプ購入。正直なところ、つけ心地はヴァセリンの方が滑らかさでも皮の剥ける頻度の治まり具合でも優れています。それに対し、チューブタイプは唇を保護することに徹底していて、弱い部分に働きかける感触を実感。仕事の打ち合わせ中、唇を噛んで皮を剥いてしまう女性ディレクターに、チューブタイプを買ってプレゼントすると、翌週滑らかな唇になって登場。「うちのADに買って薦めました」と、TBSの一部では地道なブームを起こしているみたい。わたしたちのやりとりを見てその場にいた男性スタッフが、「キスしたくなる唇っであるからなあ。ガサガサゴワゴワは勘弁してくれっでなるよ」。まI−−、偉そうに。男性だってケアしてほしいわよネ。わたしが子どものころ、男の子がメンソレータムのリップを塗っている姿を目撃して、何だかすごくショックだったのを覚えていますが(きっと女の子っぽいって思っだのかも)、それってとてもいい身だしなみと思えるわたしは母心?自分の息子にリップを持ち歩かせるお母さんつで、今思うとおしやれというか、素敵な人なのかもしれない。