近くにお洒落なビルの一附の空き店舗を借り、平成8年6列にオープン、保証金は100万円、家賃15万円、内装費と備品で100万円。「単独ショップですし、ガラス張りの店内が高級ムードを醸し出しました」。しかし、新店舗もいわゆる繁華街ではない。「立地条件は関係ないんです。リサイクルブティックの場合、商品構成に資本がかかる。某リサイクルショップの商品構成はエルメスが中心、1ヶ月の仕入れに3千万円もかけた時期もあります。内装や仕器備品といった設備投資に関しては、儲かるかどうか分からないのに、最初からお金をかけるのは止めにしようと考えました。来店されるお客様にゆっくりとしていただき、商品を気に入ってもらって、せっかく来たのだから、何か買って帰ろう、という気分になっていただくことが大事です。その内、店の価値観に近いお客様が自然と集まるようになります」。そうなると仕入れが大変。顧客の持込む品物では店頭が埋まらなくなってくる。ブランド品のキャリー物、デッドストック、新古品などを仕入れることに。「海外との取引が以前からあったので、新作やレア物も仕入れることができました。売れるから何でも売るという考え方はしません。同じブランドでも好きな形を選びます。流行、珍しいものといった情報を目と耳を使って集めて、商品をセレクトしていっています」。