峠道もその表情は多様だ。標高100mに満たない海沿いの峠から、2000mを超えるものまで、高度も多彩なら、道の具合もさまざまである。交通量の多い国道で越える峠もあれば、行き交う車とてほとんどない地方道や、夜間閉鎖されるゲートつきの林道である場合もある。未舗装路の峠越えは要する体力も時間も危険度も倍増する。峠へと至る道もさまざまだ。一般に古くからの道は曲がりくねっていて、距離も長く、道も細い場合が多い。
[参考サイトのご紹介]
ホテルモントレ グラスミア大阪 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad393984/
白金温泉・十勝岳温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50015.html
山と渓流に抱かれた露天風呂の宿 蓼科温泉ホテル親湯 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad331396/
峠を目指すサイクリストは、おおむねそうした道を好む。たいがいは途中まで集落があって、山里の風景を愉しみながら上る。上りが愉しい?経験のない人は驚くだろうが、慣れてくると上りもけっこう愉しめるものなのである。マイペースで無理せず上れば、よほどの急坂の連続でもない限り、休憩なしでもそこそこ上り続けることができるのだ。風景を眺める余裕もある。そう、峠道の記憶は、むしろゆっくりゆっくり上って行く行程に主に集中している。やがて人家も途絶え、道はすっかり高みに上り、その高さでなければ出会えない風景が広がってくる。そうやって辿り着いた峠にいかに下界と違った風が吹いていることか。流した汗の分、感動と達成感もひとしおである。峠はまた、旧国境であったり、風水的に異なるエリアの境目の特異点である場合が多い。だから峠では、景観が変わるだけでなく、空気感から光の感じまで、一変することが少なくない。そして、峠からの長い下りは、自転車旅において最も快適かつ要注意な部分のひとつである。いずれにせよ、峠道は、サイクルツーリストに充分な体力や経験、判断力などを求めてくる。それゆえにまた峠道を走ることは、サイクリストにとって大きな醍醐味なのである。