ブランド的動機について述べたい。これはミエや世間体、あるいは「人並み意識」からなる動機である。中学から高校、大学に至るまで、日本の学校はすべてある種の「格」によって序列化されており、これは戦前からそうであった。「格」には、歴史や伝統、校風といったもののほかに、入学の難易度も使われてきた。こうした「格付け」の中で、少しでも一流とされているところに入学させてやりたいとする親心は、その是非は別として、入試を考える際に決して無視できない要因である。
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